ミカサ工業製品の特長

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ミカサの確かな技術、それを支えるのは「歴史」と「人」

世界から支持される弊社独自の製品

ミカサの工業用製品として、船舶用及び陸上のポンプ用に使用される「水中軸受」、船舶用「推進軸ゴム巻(ゴムライニング)」、鉄鋼用・製紙・樹脂板などの製造ラインに使用される「ゴムロール」等を主要品目にしております。
世界から支持される弊社独自の製品や、弊社製品が標準仕様となっている分野もありますが、いずれも受け継がれてきた高い技術力と、ご要望に真摯に向き合う企業風土によって生み出されたものです。これからも、お客様のニーズに応える製品づくりを目指して参ります。

受け継がれてきた技術の歴史

受け継がれてきた技術の歴史

創業以来、ゴム製品の製造に邁進してきたミカサ。その工業用製品のさきがけといえるのが、ミカサのルーツとなる3社のうちの1社、丸三ゴム工業が昭和12年に初受注した、新聞印刷用ラインのゴムロールでした。戦後の復興期・高度成長期には、ゴム製品の需要が拡大し、さまざまな分野向けのゴム製品の製造や供給を開始。
その後、積み重 ねてきたノウハウをもとに船舶やポンプ用「水中軸受」や、船舶用「推進軸ゴム巻」等へと進出。過去から脈々と受け継がれてきた技術力は、時代の変化に応じて磨かれ続けています。

信頼される技術力

信頼される技術力

国内での水潤滑軸受では最大規模として、文部科学省南極観測船「しらせ」に採用された水潤滑軸受。大型船舶にも使用可能な自社独自開発の水潤滑軸受「FF-Bearing」。国内唯一である最大20mにも対応し、強固な接着性と弾力性を備えた「推進軸ゴム巻」。
過重や熱、薬液など、製品によってさまざまな悪条件への対応が求められる工場ライン用「ゴムロール」など、いずれも、ゴムの配合技術・成形方法、金属との接着など、長年の技術開発による高い技術力によって生み出されています。

きめ細やかな開発力と対応力

船舶や陸上のポンプ場に使用される「水中軸受」や船舶用「推進軸ゴム巻」、工場の製造ラインに使用される「ゴムロール」のいずれも、船舶や施設など、規模や条件の異なる要望に沿って開発されたほぼ「一品モノ」に近い存在であり、それぞれの環境に応じた性能の向上はもちろん、長寿命化、耐久性の向上など、私たちに求められる要望はますます高まっております。近年は海外からのご要望も増えており、その一つひとつの声に、きめ細やかな開発力と対応力でお応えしています。
ゴムの配合技術・成形方法、金属との接着など、長年の技術開発による高い技術力によって生み出されています。

環境にやさしい製品づくり

これからの時代、環境への配慮がより重要になることは間違いありません。弊社のメイン製品である船舶用の「軸受」は、水を潤滑材として使用するため、油を潤滑材とする従来製品と比較して、地球環境にやさしい軸受として評価され、多くの船舶で採用いただいています。さらに、より高過重下においても性能を発揮する「FF-Bearing」の開発によって、大型船への対応も可能となり、潤滑性能の向上による燃費向上も併せて、地球にやさしい製品づくりを進めて参ります。

船舶用の「軸受」
高過重下においても性能を発揮する「FF-Bearing」

出典:海上自衛隊ホームページ